本記事の内容
・譲渡所得税の計算方法がわかる
僕のプロフィールです。
・元投資用マンション会社の社員
・約6年間マンションの売買を経験
・査定をしたマンションは約7万件
・実際に売買をしたマンションは約1,500件
投資用マンションの業界に長くおり、この業界や商品の良いところも悪いところも理解しています。
ブログを通して元社員だからこそ知っている情報など濃い情報をお届けしていきたいと思っています。
不動産譲渡所得税とは
譲渡所得税とは
譲渡所得税とは「不動産を売却して利益が出た時に払う税金」です。
利益が出た時にだけ払う必要があるので、損をしてしまった場合は払わなくて大丈夫です。
ですが利益が出たかどうかの計算が、単純に買った金額と売った金額の差額ではないので注意が必要です。
譲渡所得税の計算方法については次のチャプターで解説します。
譲渡所得税は分離課税
譲渡所得税は「分離課税」です。
個人が支払う税金には大きく分けて2つの種類があり、それが「総合課税」と「分離課税」です。
総合課税とは「何種類かの所得を一つにまとめてその合計に対して税率をかけて税額を決める方法」です。
分離課税とは「所得の種類別にそれぞれ税率をかけて税額を決める方法」です。
譲渡所得税は不動産を保有している期間で税率が変わる
譲渡所得税の税率は「売却した年の1月1日時点で5年以上保有しているかどうか」で決まります。
例えば、2016年4月に購入したマンションを2021年10月に売却した場合、売却した2021年の1月1日時点では5年経過していないので短期譲渡所得になります。
この場合は2021年4月以降であれば長期譲渡所得となります。
譲渡所得税の計算方法(結局いくら支払えばいいのか)
譲渡所得税額 = 譲渡所得 × 税率
譲渡所得税額:支払う税金額
譲渡所得:課税対象となる所得
税率:短期譲渡所得(39.63%)、長期譲渡所得(20.315%)
譲渡所得 = 収入金額−(取得金額 + 譲渡費用)
収入金額:売却したマンションの売却代金
取得金額:マンションの購入代金と取得に要した費用を合計した金額から、建物の減価償却費を差し引いた金額
譲渡費用:売却のために直接要した費用(仲介手数料、登記費用、印紙税など)
投資用マンションオーナーがやっておいた方がいいこと
自分のマンションを売却査定に出してみましょう!
投資用マンションを保有しているのであれば、本格的に売却活動を始める前に「自分がもっているマンションが大体いくらぐらいで売れるのか?」を知っておきましょう。
いざ、売却しようとなった時にいくらで売れるのかわからないと自分が思っていたよりも安くて売れない…などの問題が起きてしまう可能性があります。
そうならないためにもあらかじめ売却時の相場観を知っておいて損はありません!
売却査定に出すだけであれば「無償」です!
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実際に私も保有しているマンションを売却査定に出してみたので、気になる方はよかったらこちらの記事をご覧ください。